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鼻中隔延長の修正

鼻中隔延長の修正は仙台中央クリニックにお任せください

鼻中隔延長とは

鼻中隔延長は、上下に短い東洋人の鼻を、欧米人の様な上下に長い鼻に変える手術です。鼻中隔延長は、特に正面から見て鼻柱部分が内側に入り込んでいる場合や、正面と側面からみて鼻柱の付け根が小鼻の付け根より頭側にある場合に効果がありますが、数年して鼻変形をきたすことがあり注意が必要になります。

鼻中隔延長術の種類

鼻の構造は家に例えられます。家の柱は鼻中隔軟骨で構成され、鼻の形態を維持している重要な組織です。鼻中隔延長では、この柱である鼻中隔軟骨を採取して延長する方法と、柱を温存して耳介軟骨、肋軟骨、人工物などの別の素材を用いて延長する方法があります。柱を採取して延長する方法は、柱が中抜きになり鼻の支持が脆弱になることから、術後鼻が曲がり易くなります。

鼻中隔延長後の鼻変形

鼻中隔延長は鼻を構成する柱である鼻中隔軟骨を延ばす手術です。無理に鼻の柱を伸ばすと鼻の皮膚の重みを支えることが出来なくなり、鼻が曲がったり変形したりすることが有ります。また鼻中隔軟骨を伸ばしすぎると、鼻の皮膚を突き破るリスクがあることも報告されています。

鼻中隔延長術の実際

無理な鼻中隔延長術により鼻変形を起こしている場合は、延長の度合いを軽減させる必要があります。支持組織が弱くなり鼻が変形している場合には、支持組織を補強して、鼻の変形を治します。

鼻中隔延長術のデメリットやリスク(稀なものを含む)

  • 腫れが目立つことがあります。
  • 内出血を認めることがあります。
  • 細菌感染を伴うことがあります。
  • 不自然な鼻になることがあります。
  • 完全に鼻の変形が治らないことがあります。
  • 鼻の皮膚が薄くなることがあります。

鼻中隔延長術ビフォーアフター症例写真

24歳、女性。鼻中隔延長の修正 症例写真1
24歳、女性。鼻中隔延長の修正 症例写真2
24歳、女性。鼻中隔延長の修正 症例写真3

症例経過

4年前に他院で鼻中隔延長手術を行った症例です。術後暫くして、鼻変形が進行してきたので、修正を希望して仙台中央クリニックに御相談頂きました。診察したところ、鼻が左に曲がり、鼻背部が突出して、鷲鼻になっている状態でした。鼻中隔の延長の程度を調整し、鷲鼻を削って、鼻の変形を修正しました。

症例解説

鼻中隔延長は、外人型の鼻を作製するために有益な方法ですが、術後鼻が曲がるデメリットがあります。無理な変化を求めると、鼻の変形が強くなる傾向があります。鼻が曲がった場合にはその原因を十分精査した上で、原因に沿った変形修正が必要になります。的確に修正を行えば、変形を改善させることが出来ます。鼻中隔延長の修正は細菌感染を伴うリスクがあります。術前に十分説明を受けてください。

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