ミラドライが効かない腋臭の再手術は仙台中央クリニックへ

ミラドライとは

ミラドライはマイクロ波と呼ばれる電波の一種を用いて皮下に熱を発生させ、汗腺を破壊する医療機器です。マイクロ波とは電子レンジに使用されている電磁波で、水と反応し高熱を発生させます。これをワキに照射する事で汗腺に含まれる水分を高温にして汗腺を熱によって破壊させます。

ミラドライによるワキガ治療

切開を行わないワキガ治療法として行われているミラドライですが、必ずしも満足できる治療結果が得られるとは言えません。実際に治療をうけてみたものの効果を感じられないという方を多く認めます。

ミラドライの認可

ミラドライの紹介を行っているクリニックは、ミラドライが厚生労働省の認可を受けた治療機器である事を紹介しています。日本の厚生労働省は非常に厳しい審査基準で医療機器の認可を行っており、認可を受けているという点でとても安心できます。しかしミラドライは、脇の多汗症のみに対して厚生労働省の認可を得ていることは知られておりません。ミラドライが腋臭の治療に対して認可を受けているのではなく、原発性腋窩多汗症、即ち脇の多汗症に対しての治療機器として認可を受けているという点に注意する必要があります。ミラドライは水を高温にして組織を破壊するという性質で、汗を多く含むエクリン汗腺への効果が高いと考えられますが、腋臭の原因であるアポクリン汗腺に対しての効果は確実なものではないという見解です。

ミラドライの効果がない

実際にミラドライによる治療を受けたが、腋臭の臭いが消えなかったというケースが多数認められます。前述のようにミラドライは多汗症の改善が主要な目的となる治療方法ですが、腋臭で解決したい悩みは、汗の減少ではなく、臭いを無くすことです。アポクリン汗腺が残ってしまうと、臭いは消えません。腋臭の臭いが完全に消えない為にシェービング法による再治療を選択される方がいらっしゃいます。

術後の腫れや痛みが強い

ミラドライが紹介される場合、メリットとしてダウンタイムが無いと紹介されている場合があります。マイクロ波によって皮下を高温にし、広い範囲で熱傷状態を作り出しているため、術後の腫れや痛みが強く認めることがあり注意が必要です。1週間程度は強い痛みや腫れが生じ、その後症状が改善されるまで3か月程度が必要となります。治療を受ける際にはこのようなリスクがあることを、認識しておく必要があります。

治療費用が高い

ミラドライは照射のみで行う治療としては比較的高額で、手術を行うのとあまり金額としては差が無いか、クリニックによってはより高額になることがあります。ワキガのにおいを軽減する効果が不十分であった場合、再照射を受ける必要が生じ、高額な治療となってしまう場合があります。

ミラドライの効果

ミラドライは多汗症の改善を目的とした治療ですので、ワキガの根本的な改善を希望するのであればやはり剪除法手術など確実な治療法を検討した方が良いでしょう。

腋臭の治療方法

腋臭治療を検討されている方は、仙台中央クリニックにご相談ください。腋臭は多くの治療法がありますが、一度の治療で確実にワキガを解消させるのであれば、シェービング法による手術が最適です。術後一定期間の固定や傷が塞がるまでの期間がダウンタイムとして必要にはなりますが、アポクリン汗腺を目視でチェックしながら一つ一つ除去していくため、確実に臭いを解消する事ができます。

ワキガ治療のデメリットやリスク（稀なものを含む）

• 技術を要し、引き受けてくれる医師が見つからないことがあります。
• 術後、わきの固定が必要になります。
• 術後出血を認め、再手術を要すことがあります。
• 腋窩部に粉瘤を形成することがあります。