再発なしシェービング法は仙台中央クリニックへ

再発のないシェービング法とは

シェービング法は、皮下組織削除法とも言います。症状の程度に関係なく、再発の心配のない最も確実なワキガ多汗症の治療方法です。特殊な器具を使いワキガの原因となるアポクリン腺、多汗症の原因となるエクリン腺をまとめて削り取る方法です。仙台中央クリニックのシェービング法は皮下組織削除法の後、皮膚を裏返し直接確認しながら汗腺を取り除いていく切開剪除法の2段構えで行う術式のため、より高い効果を得ることができます。
傷跡は3～4cmと小さく目立ちません。切開と聞くと怖く感じるかと思いますが、女性や中学生のお子様も受けることのできる簡単な手術です。

シェービング法の詳細

第一段階としてカミソリの刃がついた特殊な器具を切開部分から差し込み、皮膚の表面からローラーで押さえ付けながら動かし、皮膚の裏側から脂肪、皮下組織、真皮を削っていき、ワキガの原因となるアポクリン汗腺、多汗症の原因となるエクリン汗腺をまとめて削り取ります。汗腺は再発しないように厚さ1mmまで削り取ります。第二段階として皮膚を裏返し、直接目で見て汗腺の取り残しのないよう確認していきます。

シェービング法の適応

• より確実にワキガ治療をしたい。
• 再発の心配がないワキガ手術をしたい。
• 日帰りでできるワキガ手術をしたい。

シェービング法の手順

• 治療時間　60～90分ほどです。
• 腫れ　大まかな腫れは7日程度です。
• 痛み　2、3日程度です。
• シャワー　患部以外当日から可能です。
• 入浴　抜糸翌日から可能です。
• 患部の固定　3日間は大きめの固定、4日目以後は小さめの固定になります。
• 抜糸7日目です。
• 通院治療日　3日後にガーゼ交換を行います。抜糸は7日後です。
• 前開きでゆとりのある洋服でご来院下さい。公共交通機関の乗り物でご来院下さい。

完全摘出シェービング法

わきの臭いと汗をしっかりと治す、最も効果的なわきが・多汗症治療です。
わきの皮膚を約2cm切開し、カミソリ様の専用治療器具を皮膚の裏側に挿入してアポクリン汗腺とエクリン汗腺を取り除く治療です。切開法に比べて、傷口が小さく、よりしっかりと汗腺を取り除きます。シェービング法は切開法に比べ、より皮膚を薄くすることでエクリン汗腺をしっかり取り除き、多汗症を改善します。
シェービング法は、わきが・多汗症治療において最も再発の可能性が低い治療法です。同時に毛根も取り除かれるため、わき脱毛の効果もあります。

吸引シェービング法

小さな傷で臭いを大幅に減少吸引させるという吸引シェービング法が開発され、宣伝されています。カニューレと呼ばれる先端に丸みを帯びた細い器具を皮下に入れて、ワキガの原因となるアポクリン汗腺を吸引する方法です。脇の下を少しだけ切開し行うので、傷跡が目立たず、傷が治ればノースリーブや水着になっても、ワキガ治療をしたことがバレ難く、気軽にできるワキガ治療です。この治療法は、臭いレベルが軽～中度の方に適する方法で、再発することもあります。本サイトでお勧めしている完全摘出シェービング法とは根本的に違う手術ですので、混乱しないようにお気を付けください。

制汗剤によるワキガ治療

ワキガ対策用のデオドラントや制汗剤が多く存在しています。しかしワキガは放置して治るものではなく、永久的に毎日こまめに塗り続けなければなりません。面倒さと、買い続けなければならないのでコストもかかります。ワキガは臭いが気になるだけでなく、シャツや下着が黄ばみやすいので、こちらの買い替えも多くなります。ワキガの臭いのせいで陰口を言われ、自分に自信がなくなり人間不信になったりするので、精神的苦痛を伴う方もいらっしゃいます。ワキガ治療をすると、その日から臭いが消えますので、もうデオドランドや制汗剤に頼る必要がなくなります。お財布にも優しく、何より臭いがなくなったことで自分に自信がつきます。香りで誤魔化すのは限界があります。

ワキガ治療のデメリットやリスク（稀なものを含む）

• 内出血を認めることがあります。
• 血腫を形成して再手術が必要になることがあります。
• 細菌感染を伴うことがあります。
• 傷が目立つことが有ります。
• 腋窩部の皮膚に色素沈着を認めることが有ります。
• 皮膚に嚢胞を形成することが有ります。
• 皮膚が壊死することが有ります。