薄毛の見分け方は仙台中央クリニックにご相談ください
男性脱毛症は仙台中央クリニック薄毛を見分ける
薄毛は急に髪の毛が抜け落ちるのではなく、徐々に進行していくのが特徴です。ある日気が付いたら、排水溝に詰まっている髪の毛の量が多いのに驚いた、髪の毛が濡れたときに頭皮が透けて見えてびっくりしたなどのケースが良く認められます。
薄毛の初期症状に気付いたら
抜け毛が増えた、髪の毛が濡れたら頭皮が透けて見えたなどの症状が見られる場合には、既に薄毛が進行していることが有ります。毛髪の変化に気がついたら、医療機関を受診するよう心がけましょう。
抜け毛の本数に注意
髪の毛の本数は一般的に7万~10万本と言われています。毛髪の本数は胎児の6か月くらい、つまりはお母さんのお腹の中に居る時に決まります。ですから、生まれた後に髪が増えていくように感じるのは、本数が増えているのではなく、髪が太くなってくるというだけです。
生理的な抜け毛
髪の毛は、通常でも1日に50本から100本が抜け落ち、それと同じくらいの新しい髪の毛が生えてきます。1本の髪の毛の寿命は2~5年ほどで、寿命が来ると自然と抜け落ちますが、抜け落ちた後の毛穴の奥にある毛包幹細胞が正常に機能していれば、また新しい髪の毛が作り出されますから心配は要りません。しかし、この毛包幹細胞が機能しなくなってしまうと、髪の毛が抜け落ちた後に新しい髪の毛が作られなくなり、薄毛に進行します。
抜け毛の形状に注意
抜け毛は誰にでも見られる生理現象の一種で、健康な髪の毛の毛根は、マッチの先のように膨らんでいます。毛根に膨らみが見られない抜け毛、毛根に皮脂が付着している抜け毛、細くて短い抜け毛、毛根に新しい髪の毛が付着している抜け毛は、異常であることが多く、注意が必要です。
異常な抜け毛
抜け毛が1本の棒のように真っすぐである場合、髪の毛が十分に成長する前に抜け落ちた可能性が疑われます。また、抜け毛の根元に皮脂がベッタリと付着している場合、脂漏性皮膚炎にともなう抜け毛が疑われます。細くて短い抜け毛や、毛根に新しい髪の毛が付着している抜け毛が見られる場合は、ヘアサイクルを乱している可能性があります。
髪の太さに注意
日本人男性の髪の太さは平均0.08~0.1mm程度です。15~24歳は0.085mm、20代後半から細くなっていき、30代には0.08mm以下となります。さらに、40代後半に0.07mm、50代後半では0.065mmと細くなります。髪が細くなるのはAGAの特徴ですが、細くなる原因は加齢や栄養不足など様々です。いずれにしても、年齢に対して髪が細すぎる場合は異常な抜け毛と考えられます。
毛深い人はハゲる
毛深い体質は、遺伝子に組み込まれているもので、毛穴から毛が生える本数、毛の太さ、密度などは生まれつき決まっています。この毛深い遺伝子に深く関与するのが、男性ホルモンの一種であるテストステロンです。テストステロンは男性らしい身体を形成する作用を持つホルモン物質で、体毛やヒゲが生えるのもテストステロンが作用します。このテストステロンの分泌量が多い人ほど体毛が濃い傾向にあります。
ジヒドロテストステロンの関与
男性ホルモンであるテストステロンは、5α-レダクターゼにより薄毛の原因物質であるジヒドロテストステロン変換されます。生成されたジヒドロテストステロンは、アンドロゲン受容体と結合し、この二つが結合することでヘアサイクルは乱れ、毛髪の成長を抑制し、薄毛を促進させます。ジヒドロテストステロンは薄毛を促進する一方で、全身の体毛を増やす作用を持っています。
ジヒドロテストステロンが薄毛を促進
毛深い遺伝子に深く影響を及ぼす男性ホルモンテストステロンは、一方で薄毛を促進するジヒドロテストステロンの生成を促す原料となります。ジヒドロテストステロンの生成量が多いと、体毛はより増加して毛深くなるが、一方では頭皮での薄毛が進行し易くなります。
薄毛の仕組み
この仕組みが毛深い人はハゲると言われる医学的根拠となるわけです。ただし毛深い人が必ずハゲるという訳ではありません。薄毛を発症する原因は1つではなく、元々遺伝子に組み込まれた要素や普段の生活習慣など、様々な要因が複雑に絡みあって薄毛が起こります。
薄毛の治療
薄毛を見分けることが出来、進行していると考えた場合には、早期に治療を開始することが大切です。ハーグ療法は、毛髪再生に必要な各種のグロースファクターが含むハーグカクテルを毛根に直接注入し、健全な毛髪を再生させる治療法です。定期的に成長因子を投与することで、毛母細胞を活性化させ、休止期状態が続き、生えてこなかった毛髪や、弱く細くなった毛髪を、強く太くすることができます。治療を行うことで、毛髪サイクルは正常になり、毛髪は毛周期を繰り返すことが可能になります。
薄毛の見分け方リスクやデメリット(稀なものを含む)
- 頭皮に内出血が起こることが有ります。
- 頭皮に発疹が起こることが有ります。
- 鈍痛を認めることが有ります。
- 頭皮の熱感を認めることが有ります。
- 注入部位の痒みが続くことが有ります。
薄毛の見分け方症例写真
症例経過
毛髪の状態が変化し薄毛が心配になった症例です。1年前から、途中で切れた抜け毛が増え、生え際や頭頂部の毛髪密度が減少してきました。抜け毛を調べたところ、毛根の形が細く尖った状態で、薄毛に進行する危険が高いことを知り、仙台中央クリニックに御来院いただきました。診察したところ、成人男性に見られる生え際や頭頂部の進行性脱毛が認められました。生え際や頭頂部に効果が有るハーグ療法を開始しました。力強く若々しい毛髪が再生し、髪の毛1本1本が太くなりました。
症例解説
薄毛は発症後、放置していると重症化していきます。昨今では薄毛は他の病気同様に治療を行うことができ、薄毛に悩まされることをなく、増毛が可能になりました。薄毛の兆候が感じられたら出来るだけ早く、専門医を受診することをお薦めしています。初期段階に薄毛の症状を見分けることが出来れば、進行を遅らせ発毛を促すことができます。薄毛治療は、薬剤注入時に痛みのリスクが有ります。
症例経過
20代後半から抜け毛を生じた症例です。洗髪時の抜け毛が浴槽の排水溝に溜まり、ドライヤーの後にも枕や寝具の周りに抜け毛が多く見られるようになり、不安を感じたため、仙台中央クリニックにご相談いただきました。診察したところ、生え際から前頭部にかけて、男性薄毛による脱毛が認められました。男性薄毛に効果的なハーグ療法を開始したところ、抜け毛の改善が認められると伴に、自己毛髪が再生して毛量が戻りました。
症例解説
抜け毛は、1日あたり50本から100本程度であれば正常な生理的現象です。心配する必要はありません。しかし、排水溝に詰まる程髪の毛が抜ける場合や、ドライヤー後に床に抜け毛が散らばる場合には、何らかの脱毛症を発症している可能性が考えられます。特に、男性型脱毛症は進行性のため、早期に適切な対処をすることが重要になります。抜け毛は薄毛の初期症状であり見逃してはいけません。症状を的確に判断する必要が有ります。薄毛治療は、細菌感染のリスクが有ります。