抜け毛を減らしたい方は仙台中央クリニックにご相談ください
男性脱毛症は仙台中央クリニック抜け毛の増加
抜け毛は、日常生活でしばしば目にするものであり、ヘアブラシやシャワー中、枕などで見かけることも珍しくありません。しかし、抜け毛の量が通常よりも増え、継続的に多い場合には、抜け毛が増えた原因を知っておくことが大切です。
髪の毛の原因
一般的に、髪の毛は一定の周期で生え変わるため、ある程度の抜け毛は自然な現象です。しかし、抜け毛の量や頻度が増加すると、育毛や発毛に関する不安が高まることもあります。抜け毛の背後には、生活習慣やストレス、栄養不足、病気や薬の副作用、遺伝など、様々な原因が考えられます。
髪の寿命
人の細胞が分裂する回数は一部の生殖細胞を除き約40〜50回で、この回数は髪の毛を生成する毛母細胞も一緒です。毛母細胞も約40回の細胞分裂をすると寿命になり、その部位には髪の毛が生えなくなります。
毛母細胞の分裂
毛母細胞はヘアサイクルという一定のサイクルで分裂を繰り返し、毛髪を生成します。通常のヘアサイクルは1周が2~6年といわれていて、最短のヘアサイクルで最小の細胞分裂回数だった場合、毛母細胞の寿命は約80年ということになります。通常のヘアサイクルであるなら、80年間は毛母細胞が分裂し、毛髪を生成し続けるということとなりますが、AGAが発症した場合は、ヘアサイクルが正常に機能しなくなりサイクルの期間が半年~1年と短くなります。こうなってしまうと、20年で毛母細胞は寿命を迎え毛髪を生成できなくなってしまいます。 毛母細胞が分裂を終了した場所からはどんな治療を施しても毛髪を再生させることは不可能です。
季節による抜け毛
生理的な抜け毛は、年間を通して認められますが、頭皮の常在菌が増えると、炎症が起きて髪が抜ける場合があります。秋そのものに抜け毛の原因があるわけではありませんが、秋は、夏の紫外線ダメージから頭皮を守るために増えた髪が抜け落ちるので、抜け毛を自覚する方が多い季節です。
春や冬の抜け毛
春は、新しい環境で生活を始めることによるストレスが原因となり、抜け毛が増えることが有ります。過度なストレスにより自律神経のバランスが崩れ、頭皮に栄養が十分に運ばれなくなり、抜け毛が増えます。冬は、頭皮が乾燥しやすく、ダメージを受けやすいために抜け毛が増えがちな季節です。
睡眠の影響で抜け毛が増える
もっとも眠りが深くなるのは最初の3時間の間です。髪や肌の成長に必要なホルモンは、入眠後〜3時間の間にもっとも多く分泌されます。一回の睡眠で眠りが最も深くなるのも入眠後〜3時間なので、この時間の睡眠の質が髪の健康を大きく左右します。
成長ホルモンの分泌とIGF-1の生成
成長ホルモンの分泌量は、入眠後3時間がピークとなり、その後数時間かけて全身を巡ります。成長ホルモンが分泌されると、IGF-1インスリン様成長因子1という物質が生成されます。IGF-1は、毛母細胞の増殖を促進、血行改善、髪のタンパク質量の増加、抗炎症作用があり、これらの全て、太くて長い健康な髪をつくり、健やかな頭皮環境を維持するのに欠かせないものです。IGF-1は、成長ホルモンの刺激によって生成されます。つまり、成長ホルモンがなければ、育毛に必要なIGF-1が生成されないということを意味しています。成長ホルモンは、入眠開始から3時間の間にもっとも多く分泌されるので、薄毛の方は、成長ホルモンの分泌に必要な質の良い睡眠が必要です。
有酸素運動はAGA対策になる
運動は長時間続けやすい有酸素運動と、比較的短時間で行う無酸素運動に分けられます。このうち有酸素運動はAGA対策になることがあります。筋肉を動かすことで頭皮の血行がスムーズになり、老廃物が排出され易くなる為です。有酸素運動によって筋肉を動かすことで、セロトニン増加によるストレスが発散され、頭皮を含む全身の血行がスムーズになります。
血液循環がAGAを改善
血液の循環はAGAと関係している要素です。血行がスムーズでないと、毛乳頭から毛髪に十分な栄養を送れません。毛乳頭は毛細血管が集まった部分で、毛髪に栄養を送り、ヘアサイクルを生むという役割を担っています。
セロトニンの増加
有酸素運動によって血行を促進させると、抜け毛の原因である老廃物も排出されやすくなります。有酸素運動の中でもジョギングやウォーキングなど、一定のリズムで取り組む運動は、脳内の神経伝達物質であるセロトニンの増加が期待できます。セロトニンはストレスに対して効果がある脳内物質です。ストレスが溜まっていると血管が収縮してしまい、必要な栄養が頭皮に届きにくくなってしまう可能性があります。 定期的な有酸素運動によるセロトニン増加によってストレスが和らぎ、間接的なAGA対策として機能します。
抜け毛を減らしたい場合の薄毛治療
ハーグ療法は抜け毛の減少に効果が有ります。男性ホルモンや免疫などの攻撃を受けて脱毛してしまった毛根や弱って小さくなってしまった毛根を再活性化して、再生するので、正常な髪の毛が再び生えてくるようになります。再生された太い髪の毛は容易に抜けることが無いので、長く維持されます。
抜け毛を減らしたいリスクやデメリット(稀なものを含む)
- ヘアカットは治療後から3日間空ける必要が有ります。
- 薬剤注射により内出血を起こすことが有ります。
- 内出血が起こることが有ります。
- 薬剤注射により注入箇所が腫れることが有ります。
- ヘアカラーやパーマは、治療前後2週間控える必要が有ります。
抜け毛を減らしたい症例のビフォーアフター写真
症例経過
抜け毛が増加して、薄毛が進行した症例です。市販の育毛剤などで抜け毛対策を行いましたが効果はなく、抜け毛は減るどころか薄毛の範囲が広がったため、仙台中央クリニックに御相談いただきました。診察したところ、生え際の抜け毛により、額が拡大していました。抜け毛抑制と発毛効果のあるハーグ療法を開始しました。抜け毛が激的に減り、太く健康な髪が再生し、薄毛が目立たなくなりました。
症例解説
抜け毛は薄毛の初期症状として多く認められます。薄毛を初期の段階から治療することで治療効果が上がります。頭皮改善、発毛、育毛が必要です。育毛剤や、育毛シャンプーは、抜け毛抑制には限界が有るため、抜け毛治療として十分ではありません。ハーグ療法は、髪の毛を作る機能を頭皮改善で正常に戻し、発毛を促す細胞を活性化します。更に、再生した髪の毛に栄養を与えて育毛させ、成長し切るまで抜け落ちないように抜け毛を抑制します。抜け毛予防の一方で、毛髪再生を促し増毛が可能になり、髪の毛が増えたと喜んで頂いています。抜け毛を減らしたい場合の治療は、薬剤注射時に痛みのリスクが有ります。