顔の脂肪溶解注射で効果がない場合は仙台中央クリニックへ
脂肪溶解注射のメリット
脂肪溶解注射は、注射により皮下脂肪を溶かし、部分痩せを図る痩身術です。ダイエットが上手くいかないために、脂肪溶解注射により脂肪を減らしたいと考える方が多くいらっしゃいます。
手軽に脂肪を減らせる
脂肪溶解注射のメリットは、手軽に脂肪を減らせることです。治療後の痛みが少なく、長いダウンタイムは必要ありません。1回あたりの費用が格安なので、気軽に脂肪溶解注射を試される方が多いようです。
脂肪溶解注射は何度も注射する必要がある
脂肪溶解注射は、何回も行う必要があることが欠点です。脂肪溶解注射は1回の注射により20~30㏄の脂肪を減らすことが出来ますが、もし2000~3000㏄の脂肪を減らそうと考えるのであれば、100回の注射が必要になります。注射の間隔を14日開けると考えると、100回の注射が必要で、3~4年の歳月を要します。脂肪溶解注射は、長い時間をかけて少しずつ脂肪を減らしたいと考える方に適しますが、早く脂肪を減らし効果を出したいという方には向きません。
脂肪溶解注射で効果がない
脂肪溶解注射を行ったが効果がないという御相談を頂くことがあります。脂肪溶解注射はさりげない効果を期待する場合は良い方法ですが、大きな効果を期待する場合には効果が不十分になりがちです。脂肪溶解注射は、1回の注射で減る脂肪が少ないために、目に見えた大きな効果を出すためには何度も注射しなければならず、長い期間が必要になります。短期間で大きな効果を出したい方には、脂肪吸引が適します。
脂肪溶解注射でリバウンドした
脂肪溶解注射により脂肪細胞の数が減ることが分かっています。脂肪細胞は破壊されたら再生しないために、リバウンドは起こらないと考えている方がいらっしゃいます。しかし脂肪溶解注射後リバウンドが起こったとして御相談頂くことが多いことが知られています。これは数回注射した程度では脂肪細胞の全てを破壊させることは出来ず、脂肪細胞が相当数残っていて、残った細胞が肥大したものと考えられます。脂肪溶解注射でリバウンドしないためには、数十回の注射を行う必要があります。数回の脂肪溶解注射ではリバウンドが起こることがあると考えるのが良いでしょう。
脂肪溶解注射で硬くなった
脂肪溶解注射の後、注射部位の皮膚が硬くなることがあります。マッサージにより改善が期待できますが、長期に硬くなってしまうこともあります。硬くなってしまうと、もし溶解注射後に脂肪吸引をやりたいとなると、吸引し辛くなってしまいます。
効果がないので脂肪吸引をやりたい
脂肪溶解注射はゆっくり脂肪を減らしたいという方には良い治療法ですが、出来るだけ早期に脂肪を取りたいという方には向かない治療法です。その為、脂肪溶解注射を行ったが効果がないので脂肪吸引をやりたいという御相談を多数いただいています。
脂肪溶解注射後の脂肪吸引の注意点
脂肪溶解注射後は、脂肪が硬くなることが多く、脂肪吸引の難易度が高くなります。その為、手術時間が長くなり、出血量が多くなります。
脂肪溶解注射後の脂肪吸引のデメリットやリスク(稀なものを含む)
- 内出血を認めることがあります。
- 皮下血腫を伴うことがあります。
- 細菌感染を伴うことがあります。
- 左右差を認めることがあります。
- 腫れが持続することがあります。
- 皮膚の凹凸を認めることがあります。
- 皮膚の陥没を生じることがあります。
- 頸部の血管を損傷する可能性があります。
脂肪溶解注射後の脂肪吸引ビフォーアフター症例写真
症例経過
顎の下の脂肪が気になり、他院で脂肪溶解注射を数回行った症例です。溶解注射を行っても効果がほとんどないので、脂肪吸引を希望して仙台中央クリニックに御相談頂きました。診察したところ、顎の下に皮下脂肪が貯留し、顎を引くと二重顎になりました。脂肪溶解注射により通常より脂肪が硬くなっていましたが、丁寧に脂肪を吸引して顎の脂肪をなくしました。顎が切れ上がって綺麗なラインが出ました。
症例解説
顎下に対して脂肪溶解注射が多く行われていますが、脂肪が多く貯留しているケースでは何度も注射しないといけないために、効果が出難いことがあります。脂肪が多い場合や、効果を早く出したい場合には脂肪吸引が適します。一時的に腫れますが、徐々に腫れが改善し顎のラインがスッキリとして、二重顎が改善します。顎の脂肪吸引は皮下血腫のリスクがあります。術前に十分説明を受けてください。